ヨーロッパでワーキングホリデー
ワーキングホリデーで外国に滞在するなら断然ヨーロッパ!だけど、どの国がいいか迷ってしまう、という方は以外と多いのではないでしょうか。「絶対フランス!」「行くならドイツ!」と最初からお目当ての国が決まっているならいいですが、北欧も気になるけどやっぱり暖かい南ヨーロッパがいい、メジャーな国よりは日本人が少ない穴場的な国がいい、英語圏はありきたりだから思い切って違う外国語に挑戦したいなどなど、どの国もそれぞれに魅力があるので決めかねてしまいますね。2023年現在、ワーホリができるヨーロッパの国19カ国について、ビザ申請での留意点、必要となる海外旅行保険の条件などを一覧にまとめてみました。気になっている国がある人も1から考えるという人も、まずはざざっとご参照ください。
ワーホリの基本チェック
国は違えど、ワーキングホリデーの参加条件は大筋どこの国も同じです。あなたは条件を満たしていますか?まずはワーホリ基本チェックをしてみましょう。
- 申請時に満18歳以上、30歳未満であること(国によっては31歳未満)
- その国の文化や生活を知り、相互理解や交流を深めることが趣旨。
- 就労はできるが、滞在中の資金を補う付随的なものであること。本来の目的は観光。
- 語学学校に通って言語力を磨くことができる。
- 扶養家族や配偶者を同伴しない。
- 現地滞在中の十分な生活資金がある。
- 一度もワーキングホリデー・プログラムでその国へ渡航したことがない。
- 健康かつ犯罪歴がない。
- ビザは最長1年間有効で延長はできない。
ステップイン旅行保険のご案内
ヨーロッパでワーホリができる国一覧
(2023年現在)
国 | ビザ申請&おすすめポイント | 必要な旅行保険 |
---|---|---|
ドイツ | ビザ発給数は無制限。在日大使館や領事館、現地の外人局で申請。2000年からワーホリが始まり、安定した人気。サッカー関連での渡航者も多い。 | 旅行者用医療保険(歯科治療、女性の場合は妊娠時補償含む) と旅行賠償責任保険 |
スウェーデン | 発給数制限なし。すべてオンラインで手続き可。EUダントツの注目国。英語が通じやすく治安も良し。 | 現地で有効な医療保険 |
オーストリア | 在日大使館で申請。ドイツと並ぶ人気のドイツ語圏。音楽関係を学びたい人に特におすすめ。 | 旅行、疾病、事故保険(ケガの治療)最低補償額3万ユーロ。 帰国移送の補償(医療上必要な帰国移送や遺体輸送費用) |
イギリス | 応募期間が年2回、発給数に限りがあるので毎回申し込みが殺到。ビザが2年有効なのが何といっても魅力的。 | 加入が義務付けられている現地の健康保険(NHS) の補償を補う形で旅行保険への加入を検討ください。 |
アイルランド | 年2回の申請期間にのみ受付が可能。 | 現地で有効な医療保険 |
フランス | 在日大使館で申請。申請動機を書いた作文の提出が求められる(日本語、フランス語可)。 | 病気、けが、入院に対応し、航空券に記載される到着日 (フランス入国日)から1年間有効なもの。 クレジットカード付帯の保険は不可。 |
オランダ | 渡航前にメールで登録し、入国後に申請なので要注意。 | 現地での緊急治療、医療上必要となる帰国移送費の補償を含む海外旅行保険 |
フィンランド | 在日大使館を通して申請 | 滞在期間中の健康保険 |
ラトビア | 在日大使館等で最新情報を確認してください | |
アイスランド | 年間発給数30人のみ!年齢制限26歳まで。デンマーク大使館でビザ交付。 | 旅行保険 |
チェコ | 動機や滞在中の計画を盛り込んだ英文レターの提出が求められる。 | 救急医療費(医療救助、又は死亡の場合における遺体の本国送還を含みます。) を賄うもの |
ポルトガル | 3ヶ月以内に発行された犯罪経歴証明書などが必要。 | 病気やケガの治療費、本国への送還費用を補償する旅行保険 |
スペイン | 発給人数500人、在日大使館で申請。 | 滞在中の傷害・疾病における死亡・治療をカバーする海外旅行保険に加入する事を重要だと理解し、加入しない場合には関連費用の全ては自己負担になる事を承知する。 |
ポーランド | ポーランド語か英語で書かれた動機作文の提出が必要。 | シェンゲン圏で有効な緊急一時帰国・救援・、治療・入院や死亡などの費用を補償するもの。 最低補償額3万ユーロ。 |
リトアニア | リトアニアビザ申請センター「VFS Global」を通して申請。 | 滞在期間中、リトアニアを含むすべてのシェンゲン協定加盟国で有効な保険であること。 リトアニアの医療法に定められている医療費および外国人が健康上の理由によって帰国する場合に発生する費用(送還費用および医療専門家の随伴に伴う費用)の支払いを補償するものであること。補償額30,000 ユーロ以上。 |
エストニア | 申請時に大使館で面接が行われる場合あり。 | 滞在期間中、有効な医療保険および入院保険に加入していること。 |
ノルウェー | 発給人数の制限なし。 | 現地で有効な医療保険 |
デンマーク | 在日大使館または現地の移民局で申請。 | 現地で有効な医療保険 |
ハンガリー | 在日大使館または現地の移民局で申請。 | |
ポーランド | 在日大使館または現地の移民局で申請。 |
※下記情報はすべて、各国大使館のサイトを参照しています。情報は随時変更される場合がありますので、必ずご自身で最新情報をご確認いただきますようお願いいたします。
ワーホリ開始間近!な国々
現在、ワーホリ協定について交渉が進んでいる国のうち、ヨーロッパの国は3か国!いつからワーホリが始まるかは未定ですが、お目当ての国があったら、こまめに各国の大使館サイトや外務省のサイトで情報をチェックしましょう。募集が始まったらすぐに対応できるよう、準備も早めに進めることをおすすめします。
国 | ビザ申請&おすすめポイント |
---|---|
イタリア | 「えっ、ワーホリ始まってないの?」とびっくりした人もいるかも。欧州観光のメッカであるこの国でワーホリができたら夢のよう。 |
ベルギー | ドイツ、フランス、オランダに囲まれ、言葉も文化もお国柄もすべてミックスされたラフなテイストが人気。 |
マルタ | 英語の語学留学で以外や以外の人気国。ワーホリで旅をしながらのんびり滞在が楽しめそう。 |
ワーホリビザと海外旅行保険について
よくあるご質問
保険契約期間はどのように決めたらいいですか。
日本出発日を開始日とし、全滞在期間をカバーする保険への加入が通常求められます。
ビザ申請に予定よりも日数がかかったため、日本出発日を延期しました。保険開始日の変更はできますか。
ステップイン旅行保険では、当初の保険開始日前までにご一報いただけましたら、保険開始日の変更手続きをさせていただきます。
クレジットカードについている海外旅行保険でも申請できますか?
国によっては、クレジットカード医療保険の数カ月分を含めることを認めているところもあります。カード付帯の保険からステップイン旅行保険に切り替える場合は、間に無保険の日が生じないようステップイン保険の開始日にご留意ください。
ビザ申請時に英語で書かれた保険の証明書を提出する必要があります。
ステップイン旅行保険では、英語とドイツ語でそれぞれ加入証明書を発行しております。
- 基本プランに含まれています。
オプションプランのうち保険料が別途明記されている保険は、ご希望に応じて補足加入が可能です。各保険の補償内容の詳細は日本語の保険約款でご確認いただけます。
ステップインが提供する保険は、ドイツ旅行保険大手HanseMerkur社の保険です。
現地滞在期間または保険契約期間が13カ月以上の場合は、新規・延長契約ともに疾病保険の保険者が同社子会社のADVIGON社に移ります。保険プランや補償内容等は同じですのでどうぞご安心ください。