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ドイツ留学体験記 ~研究滞在をしたご夫婦の体験談~

ステップインでドイツに研究滞在

ドイツに研究員として渡航する方は多くいらっしゃいます。今回、滞在記をお寄せいただいたAさんは、研究員であるご主人とともにご夫婦でドイツにいらっしゃいました。慣れない外国での生活について、ビザ申請などのお役所手続き、現地で病院を受診した際のことなど、貴重なエピソードをたくさんご紹介いただきました。

ステップイン旅行保険について

皆様、こんにちは。ドイツのステップイン旅行保険です。弊社では2000年から現在までのおよそ25年間に渡り、各種留学やワーキングホリデー、研究滞在やビジネス等で日本からヨーロッパ各国に渡航なさる皆様に、現地でのビザ申請に対応した海外旅行保険を提供させていただいております。ドイツのオフィスに常勤する現地事情に通じた日本人スタッフが日本語で皆様をサポートをいたしますので、保険のお申し込みから病院受診時のこと、保険金請求まで、現地でのもしもの場合に日本からまた渡航先から気軽にお問い合わせいただけますので安心です。
保険のお申込み ステップイン旅行保険

日本語対応が保険探しの決め手に

ドイツで滞在なさっていた街はどこですか、また現地滞在期間はどれぐらいでしたか。

「世界遺産アーヘン大聖堂のあるアーヘンに約2年間滞在しました。」

ご主人は客員研究員としてどのような活動を現地でなさったのでしょうか。

「パワーエレクトロニクスと呼ばれる分野の研究を、アーヘン工科大学にて共同研究という形で行っていました。」

ドイツへの渡航が決まってから日本を出発するまで、準備はスムーズに進みましたか。大変だったことはありましたか。

「ドイツ赴任が決まった当時、主人は先にドイツに渡り、私は3ヶ月後にドイツへ渡ることになっていました。私は正社員として編集社で働いていたので退職日まで仕事に追われつつ、同時にドイツへ行く準備を行っていたのでバタバタでした。」

現地での保険を探すにあたり、数ある保険会社の中からステップイン保険をお選びいただいた理由は何でしょうか。

「ドイツ滞在時の保険会社は主人が決めました。日本語対応だったことと、ビザ発給の書類を作成してくれることが決め手になりました。」

ドイツに到着して、まず抱いたドイツ、ドイツ人の印象は?

「主人の身長が185cmなのですが、主人より背の高い人ばかり!と思いました。」

ビザ申請、病院を受診した時のこと

ドイツ滞在をするにあたって、最初の“登竜門”ともいえるのが、現地外人局でのビザ申請です。ドイツ語の壁が立ちはだかり、フレンドリーとは言い難いドイツ人担当者に出迎えられます。Aさんご夫婦もドイツ渡航後に外人局でビザの申請をしました。手続きはスムーズに進んだのでしょうか。トラブルはなかったでしょうか?

「前以って必要な書類を確認していたのと、英語対応可能だったので苦労することはなかったのですが、家族証明としてアポスティーユが必要といった情報が分かりにくかったのは面倒と感じました。また外国人局のオープン時間が当時は早朝のみであったため、早朝に起き、行列に並ぶのは大変でした。一日に出来る人数も決められていたため、早朝に行き整理券をとることも大変でした。」

これから外人局でビザ申請をする方に、何かアドバイスはありますか。

「家族同伴するのであれば、戸籍などのドイツ語訳やアポスティーユを日本で手続きする方が良いと思います。ドイツでも出来ますが、日本より時間も手間もかかります。」

Aさんご夫婦は今回の滞在中、ステップイン保険にご加入いただいておりました。Aさんはドイツ滞在中に妊娠したため、現地では病院を受診する機会が比較的多かったようです。ドイツの病院事情保険金の請求をした時のことなど、お話いただけますか。

「産婦人科、内科、形成外科、小児科を受診しました。日本に比べ医療費が高額なため、毎回先払いし、領収証がいくつか溜まった段階で請求手続きをさせて頂きました。請求手続きは日本語で対応して頂けるので非常にスムーズでした。医療の面では日本と異なるところが非常に多いと感じます。

ドイツでは医療機関にもよりますが、子供の予防接種はまず小児科に行き予防接種の処方箋をドクターに書いてもらい、その処方箋を持って薬局に行きワクチンを予約します。
予防接種前日に薬局にワクチンを取りに行き冷蔵庫保管し、当日ワクチンをドクターに渡します。私はこの処方箋の内容が読めず、ワクチンの数量が分からず、薬局から渡されるがまま小児科に持っていくと、ワクチンの数が足りない、病院から薬局宛に手紙を書いてもらい、足りないワクチン分の料金を返金するように言ってもらいましたが、薬局側は「確かに注文通り渡したはずだ、在庫も合う」と。
私が捨てたのではないかとまで言われる始末。薬局を出た時のままの状態で病院へ持っていたので私は何もしておらず、、、、。結果、病院からも何度も薬局に掛け合ってもらいましたが、足りないワクチン分のお金は返金されることはありませんでした。今でも薬局側が嘘をついているに違いないと思っています。

また私は、日本で出産を行い、産後2カ月でドイツに戻りました。当初日本に一時帰国した時は8週間後に出産を予定していましたが、2週間早く生まれたので一時帰国後6週間目での出産となりました。ステップインの保険は一時帰国6週間まで使用することが出来ます。6週目での出産だったので日本での出産でもステップインの保険で出産費用と出産までの検診費用を支払うことが出来ました。日本の産婦人科でもらう領収書をステップインに送付すると、訳して頂き、請求手続きが出来ました。非常にスムーズでした。」

ドイツで子育てを経験

Aさんは研究員のご主人と一緒にドイツにいらっしゃったわけですが、現地滞在中はどのような生活を送っていらっしゃったのでしょうか。

「ドイツに行ってすぐの頃はドイツ語のプライベートレッスンに週1日1時間通っていましたが、短期間でドイツ語を習得したかったので現地の語学学校に通いました。語学学校は週5日5時間の授業でクラスは東欧の生徒が多く、アジア人は私ひとりだけの環境で学びました。毎日長時間の授業と大量の宿題ですぐに一日が過ぎてしまうような日々を送っていました。授業が無い日などは現地で出来た日本人のお友達と遊んだり、ひとりで街を散策したりしていました。また我が家はオランダまでバスで10分だったので、オランダにもよく買い物に行っていました。ドイツでは日曜日はお店がお休みなので、日曜日はオランダのスーパーに行くのが定番でした。また我が家からブリュッセルも電車で1時間で行くことが出来たのでよく遊びに行っていました。」

ドイツでは銀行口座を開設しましたか?開設手続きは簡単でしたか?

「Aachen Sparkasseで口座開設をしました。必要な書類は住民票だけであったと記憶しています。」

ドイツでの生活全般について。楽しかったこと、大変だったこと、カルチャーショックを受けたことなど、心に残った思い出をお聞かせください。

「私の住んでいた街は日本人が少なく、日本の物もなかなか手に入りません。料理を作る際、ドイツに渡った当初は2時間もかかっていました。日本のように便利な食材がなく、お肉も薄切りがないのでかたまりのお肉を解体することから始めたこともあります。豆腐も作りました。また小麦粉が非常に安価で手に入ったので、パン、うどん、ケーキ、餃子などをよく作っていました。薄切りのお肉や刺身が食べたいときは、肉屋と魚屋に予約して買ったりしていました。」

ドイツ料理は美味しかったですか。

「カリーブルストとハクセをよく食べていました。」

慣れない外国で妊婦生活を送り、出産後は赤ちゃんとの生活が始まったわけですが、当時の思い出やエピソードをお聞かせください。

「私は初めての妊娠をドイツで経験しました。つわりが酷く、スーパーの臭いや外国人独特の臭いがすごく厳しかったことを覚えています。日本のようにあっさりとしたゼリーのような物もなく、毎日りんごとネクターばかり食べていました。

産婦人科は、我が家から電車で1時間半かかるデュッセルドルフにある日本人ドクターの居る病院に通っていました。日本の産婦人科のように4Dエコーを毎回行ってもらうことは出来ませんが、一人ひとりの受診時間は40分くらいと長く、丁寧に診てもらえました。何か異常があるときは先生の自宅に電話しても良いと言われていたので何度か電話させてもらったこともあります。

先生主催の妊婦講習にも参加しました。同じ月齢の妊婦さんが集う場で、連絡先を交換したり出来、講習のあとは皆でお茶をしたりしていました。子供が生まれた時は順々に出産レポートを送りあったりもしました。子供が生まれてからは時々講習でお友達になったメンバーとお茶をしたり、BBQをしたりしたので、異国での子育ても講習で出会ったメンバーと情報交換できたことで困ったことはありませんでした。日本に帰国してからも当時のメンバーと交流があり、メールをしたり遊んだりしてお互いの子供の成長を報告しあっています。友達の中ではドイツで出産した人も多く、日本と異なる入院期間の短さや、自宅に来てもらう助産師さんの話などが日本と異なり非常に興味深かったです。自然派の助産師さんは赤ちゃんの沐浴はお湯に牛乳とオリーブオイルを入れて沐浴しなさい、沐浴は週に1度程度でよいと言われていました。しかし、私たちの産婦人科の先生は、助産師さんは毎日沐浴しなくて良いと言うけれど、皮脂分泌が欧米人とに日本人は違うので日本人は毎日沐浴させなさいと言われていました。また先生からは、日本人は後ろから見ても前から見ても大きなお腹をしていても妊婦には見られないから、自分で「私は妊婦!」とアピールしなければ気づかれない。とよく言われていました。実際に私も妊婦と見られず、老人に席を譲れと怒られたこともありました。」

小さな子どもがいる場合、外国生活にあたって特に前もって準備しておいた方がいいことなどはあるでしょうか。

「私の周りでは、赤ちゃん用の膨らますタイプのベビーバスを持っていると非常に便利でした。自宅のお風呂ではバスタブが付いていても、旅行などでホテルに宿泊した際はバスタブがあるとは限らないので持って行くと非常に便利だと思います。小さい子供の身の回りの物に関しては、現地にも同じ物があるので大丈夫だと思います。日本にしかない予防接種もあるので、予防接種履歴が載っている母子手帳があると証明になるので持っていく事をお勧めします。 また、よく知らないドイツ人に怒られたのですが、ドイツでは暑い日でも子供に靴下と帽子は必須でした。靴下はどんなに暑い日でも履いていないと怒られます。日本だと赤ちゃんは冬でも裸足の子を良く見かけますが、その感覚でドイツに行くと怒られるので注意してください。」

日本からドイツに持ってきて役だった物、持ってきたらよかったと思った物、逆に持ってくる必要はなかった物などはありますか。

「日本から持っていったもので一番良かったものは炊飯器です。やはり現地で購入するのではなく日本産の炊飯器で炊いたお米はおいしさが全然違いました。腐らない乾物(昆布、わかめ、干ししいたけなど)も非常に重宝しました。あと、ドイツ製のものも使いましたが、メイク落しは日本製の物を持っていくのが良いと思います。ドイツではふき取りタイプの物が多く、オイルタイプの物も日本製と比べると非常に落ちにくいです。もし次回海外赴任があるとしたら、ガスコンロを持って行き、鍋をしようと思っています。」

ステップイン旅行保険のご案内

Aさんのように研究目的でご家族一緒に現地に滞在する場合は、研究滞在/長期滞在の方に適した保険プラン「ファーストクラス」または「ファーストクラス」をおすすめいたします。補償内容の詳細につきましては、研究滞在/長期滞在のページでご確認ください。

Aさん、ドイツでは充実した毎日を過ごされたようで、ステップイン・スタッフ一同、とても嬉しく思います。この度はステップイン旅行保険をご利用いただき、誠にありがとうございました。またいつか、ご家族でドイツにいらっしゃる機会がありましたら、ぜひまたステップイン旅行保険をご利用いただけたらと願っております。炊飯器とガスコンロも忘れずにお持ちくださいね!

保険プラン(保険料/月)

エコノミー


~39歳45 €
40~64歳69 €
65~74歳207 €

  • 基本の疾病保険
  • 緊急の鎮痛歯科治療250ユーロまで

  • 免責金額1件につき25ユーロ

  • 緊急時保険

オプションプラン
賠償責任保険10 €
荷物保険15 €
傷害保険10 €

補償内容

保険お申込み

エコノミープラス


~39歳59 €
40~64歳85 €
65~74歳233 €

  • 充実した疾病保険
  • 緊急の鎮痛歯科治療500ユーロまで

  • 妊娠・出産時の補償

  • リハビリ治療の補償

  • 免責金額なし

  • 緊急時保険
  • 本国の家族危篤時の渡航費1500ユーロ


オプションプラン
賠償責任保険含む
荷物保険15 €
傷害保険10 €

補償内容

保険お申込み

ファーストクラス


~39歳89 €
40~64歳135 €
65~74歳403 €

  • 最大補償の疾病保険
  • 緊急の鎮痛歯科治療 補償上限額なし

  • 妊娠・出産時の補償

  • リハビリ治療の補償

  • 歯科修復治療の補償

  • マッサージや医療体操の補償

  • 健康診断費用の補償

  • 免責金額なし

  • プレミアム緊急時保険
  • 本国の家族危篤時の渡航費2500ユーロ


オプションプラン
賠償責任保険10 €
荷物保険15 €
傷害保険10 €

ファーストクラスゴールド

3つのオプションプランが最初からプランに含まれており、ファーストクラスに3つのオプションを加えていただくより5ユーロお得です!

~39歳119 €
40~64歳165 €
65~74歳433 €

補償内容

保険お申込み

  • 基本プランに含まれています。
    オプションプランのうち保険料が別途明記されている保険は、ご希望に応じて補足加入が可能です。各保険の補償内容の詳細は日本語の保険約款でご確認いただけます。
滞在住居内の補償あり 賠償責任保険
  • アパートの部屋の床を水浸しにしてしまった!
  • 住居内にあった大家さんの家財を壊してしまった!
  • アパートの鍵を失くしてしまった!
手荷物盗難時の補償など 荷物保険
  • 荷物のスリに遭ってしまった
  • 航空機寄託荷物の遅延で生活必需品を購入した
  • 滞在住居内にあった荷物を盗まれてしまった
捜索救援費の補償など 傷害保険
  • 事故に遭い、捜索・救助活動が行われた
  • 事故により、後遺症が残ってしまった
  • 事故により死亡した

長期滞在時のおすすめ「ファーストクラス」「ファーストクラスゴールド」

現地滞在期間が1年以上に及ぶ場合は【ファーストクラス】へのご加入をおすすめいたします。外国に長期滞在をする場合に特に重要となる補償が網羅された充実した疾病保険となっています。【ファーストクラスゴールド】は、ファーストクラスに割安で賠償責任保険・荷物保険・傷害保険の3つのオプションプランが加わったお得なプランです。最大限の補償を備えたい方にぜひおすすめいたします。

日本語サポート

保険のお申込み・お見積りから保険金請求手続き、現地での病院受診に伴う不明点など、ドイツのオフィスに常勤する現地事情に通じた日本人スタッフがお電話やEメール、スカイプでサポートします。ドイツの保険会社とのやり取りも安心です。

ビザ申請に対応*

歯科治療や妊娠出産時の補償、緊急帰国移送など、ビザ申請時に問われる補償を網羅した疾病保険にオプションプランを各種ご用意し、ドイツ旅行保険大手HanseMerkur社のプレミアム・パートナーとして充実したサービスを提供いたします。
*ビザ審査は当局の裁量となりますのでご了承ください。

25 Years Stepin

25年の実績と信頼

ステップインはドイツ西部の街ボンで、海外交換留学プログラムを提供する企業として誕生し、保険部門は2000年から20年以上に渡り、日本から欧州に渡航する皆様に向けた海外旅行保険の仲介業者として信頼をいただいています。リピーターのお客様もとても多くいらっしゃる安心保険です。

ステップインが提供する保険は、ドイツ旅行保険大手HanseMerkur社の保険です。
現地滞在期間または保険契約期間が13カ月以上の場合は、新規・延長契約ともに疾病保険の保険者が同社子会社のADVIGON社に移ります。保険プランや補償内容等は同じですのでどうぞご安心ください。

ご連絡

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E-Mail: hoken(at)stepin.de
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