
現地の医療保険・健康保険への加入
皆さんが現地に滞在をする場合、ビザの種類によってはステップイン保険のような旅行保険では対応ができない場合があります。その場合は、現地でその国の国民が一般的に加入している医療保険(健康保険)である法的保険やそれに準ずるプライベート保険(民間保険)に外国人であっても加入する義務が生じます。どんなケースの場合、法的保険に加入する義務が生じるのでしょうか。ドイツの場合、ドイツ以外の国の場合についてそれぞれご案内いたします。
また、法的保険に加入する方のために、法的保険には含まれておらず、旅行保険だからこそご提供できる補償を集めたステップインの特別プラン「コンフォート」もご紹介します。法的保険に加える形で加入することで、より安心して現地生活を送ることができますので、ぜひご検討ください。
【ドイツの場合】

法的保険大手には「AOK」「DAK」「TK」「KKH」等があります。
法的保険に加入する義務があるのは
- 30歳未満で、公立(州立)大学やそれに準ずる高等教育機関に正規留学し(交換留学含む)、学生ビザを申請する場合
→学籍登録時に、学生向けの法的保険もしくはそれに準ずるプライベート保険に加入する必要があります。ビザ申請時にはその保険の加入証明書の提出が求められます。
※日本出発日から学籍登録日までの期間や大学入学準備期間については、ステップイン旅行保険にご加入いただけます。
- 就労(フリーランサー含む)に伴い社会保険への加入義務があり、就労ビザ等で滞在する場合。(ワーキングホリデーで認められているアルバイトや納税義務のないミニジョブ*での就労除く)*収入450ユーロ/月以下、5.362,50ユーロ/年以下。金額は変更の可能性あり。
→詳細は雇用主にご確認ください。
法的保険に加入する義務がないのは
- 研究滞在者(就労を伴わない場合)
- 博士課程留学生
- 奨学生 (就労を伴わない場合)
- 語学学校の留学生(大学機関に登録をしていない場合)
- 30歳以上の大学生
- ワーキングホリデー
- 児童や生徒
- オペア、ボランティア
- 研修目的のビジネス出張
- 旅行者
- 就労を伴わない同行家族
→ステップイン旅行保険でビザ申請が可能です。
【ドイツ以外の国の場合】
国によって異なりますが、就労ビザで滞在する場合は通常、現地の法的保険への加入が求められます。詳細は、各国のビザ申請局や大使館等でご確認ください。
ワーキングホリデーや語学学校への留学に際しては通常、旅行保険でのビザ申請が可能です。ステップイン旅行保険へのご加入をぜひご検討ください。
ビザ申請に必要な保険(補償内容)の条件は国によって異なりますので、申請当局や大使館等で最新情報をご確認いただきますようお願いいたします。求められている条件をステップイン旅行保険が満たしているかどうか不明な場合やその他ご質問がありましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。
【コンフォートプランの主な補償内容】
- 緊急時保険:
- 医学的に合理的な母国の病院への輸送費 100%
- 被保険者死亡時の母国への送還または海外での葬儀費の補償 100%
- 被保険者が現地で14日以上入院した場合の訪問費 1000ユーロまで
- 賠償責任保険:滞在住居内での家財損害時の補償など
- 荷物保険:荷物の盗難や損害時の補償など
- 傷害保険:救助費用の補償など
加入条件:74歳以下で法的保険もしくはプライベート保険に加入する、外国での滞在が最長5年までの方
保険料40ユーロ/月
※ステップイン旅行保険の基本プランにご加入いただくお客様は、同プランにはご加入いただけませんのでご留意ください。
ステップインが提供する保険は、ドイツ旅行保険大手HanseMerkur社の保険です。
現地滞在期間または保険契約期間が13カ月以上の場合は、新規・延長契約ともに疾病保険の保険者が同社子会社のADVIGON社に移ります。保険プランや補償内容等は同じですのでどうぞご安心ください。