オクトーバーフェストに行こう!

さて皆さん、いきなりですが知っていましたか。「オクトーバーフェスト」といってもこの祭典は10月に始まるわけではないんです。メーンは9月です。えっ!もうすぐじゃない!そうです。もうすぐなんです。今年2018年の開催期間は9月22日~10月7日です。

もちろんオクトーバーフェストは、言わずと知れたビールの祭典です。なのでビール好き&お祭り好きには当然おすすめのイベントです。でも、何度もオクトーバーフェストに行ったことのあるという“常連の”ドイツ人の同僚に聞いてみると、意外な答えが返ってきました。
「オクトーバーフェストというとビールばかりが注目されるけれど、これはそもそも郷土のお祭りだから、ビール好きな人じゃなくても十分楽しめるのよ!」
え、そうなの? どうやらそうらしいです。「オクトーバーフェストに行ってみたいなあ」と思っていた方、今すぐミュンヘン行きを計画してください。

オクトーバーフェスト、始まりは1810年

遡ること1810年10月。地元王族の結婚式のお祝いで、乗馬大会が催されたのが“オクトーバーフェスト”の始まりだったそう。会場となった広場は、花嫁テレーゼ王女の名前をとって「Theresens Wiese」と名付けられ、それが今日のオクトーバーフェストの会場「Theresienwiese」となったんです。地元のミュンヘン市民は、オクトーバーフェストのことを通称「Wiesn」と呼んでいます。

初日は9月22日。“O‘ Zapft is! ”

オクトーバーフェストの幕開けはちょっと特別。テレビで見たことがある人もいるかもしれません。ミュンヘン市長がショッテンハーメルのテントで最初の1マースジョッキを大きく掲げて乾杯します。その時、彼が声高に叫ぶのが“O‘ Zapft is!”の一言。「樽が開くよ!」。さあ、いよいよ16日間のお祭りが始まります。

地元を代表する醸造所のビール

オクトーバーフェストの会場には、大中小と取り混ぜてビアテントや飲食店が100以上も軒を連ねるけれど、主役といえば地元で代々、伝統的に認められてきた由緒ある醸造所や醸造家らが出す16の巨大ビアテント。どこかで名前を聞いたことがある醸造所もあるかもしれません。それぞれに歴史があり、オーナーのこだわりも半端じゃありません。大げさじゃなく、バイエルン人の魂が受け継がれている感じです。
16のビアテントを紹介しましょう。ステップイン・スタッフの口コミつきです。

  • Armbrustschützenzelt

  • Augustiner Brauereizelt

  • Festzelt Tradition
    Oiden Wiesen内にあるテント。ブラスバンドの演奏が賑やかでお薦めですよ。

  • Bräurosl (Pschorr-Bräu)

  • Fischer Vroni Wiesnzelt
    “Fischer”の名の通り、魚料理がとても有名。基本、肉料理のオクトーバーフェストでは異色。お薦めは魚の串焼きです。これ、本当に美味しいらしい。

  • Hacker Brauereizelt

  • Herzkasperlzelt

  • Hofbräu Brauereizelt

  • Käfers Wiesnschänke
    ステップイン・スタッフの一番のお薦めテント。期間中は、各界の有名人や芸能人が集まることでも知られています。

  • Löwenbräu Brauereizelt
    世界中からの旅行者が集まるインターナショナルなテント。

  • Marstall Oktoberfestzelt

  • Ochsenbraterei (Spatenbräu)

  • Schottenhamel Festzelt
    初日にミュンヘン市長が最初の樽を開けてパフォーマンスをするのはこのテント。パーティー好きの若者に特に人気です。

  • Schützen Festzelt

  • Weinzelt (Familie Kuffler)
    こちらもステップイン・スタッフのお薦めテント。「ワインテント」というだけあってワインやシャンパンの種類が豊富なので、あまりビールが好きじゃないという人にはぴったり。

  • Winzerer Fähndl (Paulaner)

気になるビールの料金は、10,70~11,50ユーロ!

オクトーバーフェストといえば、大きな1リットルジョッキでビールを飲むのがお決まり。このジョッキは「1マース(Maas)」と呼ばれるけれど、この1マースの値段がいくらになるかは毎年とても注目されています。何せ、年々値上がりをしているから(残念ながらその逆はありません)。そして2018年今年の1マースの値段はなんと、10,70~11,50ユーロになるようです。昨年は10,95ユーロだったけれど、ついに今年、11ユーロの大台に乗ってしまいました!皆さん、味わって飲んでくださいね。

バイエルンの郷土料理もたらふく食べたい

主役はもちろんビールだけど、その主役を引き立たせている大事な脇役も忘れちゃいけません。各テントで味わうことのできるバイエルンの名物料理の数々です。どの料理も大皿に大盛りがお約束なので、テーブルに注文した料理が運ばれてくると、まずはびっくり仰天、絶句してしまうんですが、ここはドイツ。これが定番です。ビールだけでお腹を一杯にしないように気をつけてくださいね。
いくつかお薦めのメニューを紹介します。お腹が空いてきちゃいます。

  • Wiesnhendl(チキンの丸焼き)
    ダントツで一番人気なのがこれ。パセリとバターの風味が食欲をそそる定番です。このチキン、本当に大きいので食べても食べても減りません。二人で一つ注文するくらいがちょうどいいかも。

  • Wiesnbreze(特大ブレッツェル)
    XXLサイズのブレッツェル。こちらも一人では食べきれません。普通のブレッツェルの3倍くらいは大きい? でもピリっと塩味がビールには本当に合います!

  • Steckerlfisch(魚の串焼き)
    Fischer Vroni Wiesnzeltのお薦めメニューがこれ。ドイツ料理といえばお肉だけど、ドイツ人には結構受けがいい。豪快さも肉料理に負けてません。

  • Fischsemmel(ニシンのブレットヒェン)
    鰊(ニシンの魚)と酢漬けのきゅうり、それからたっぷりの玉ねぎが入ったブレットヒェン。鰊はちょっとくせがあるけれど、好きな人には止められない味。あっさりしたサンドイッチって感じで日本人の口に合います。

  • Wiesnherzen(オクトーバーフェストのレープクーヘン)
    ハートの形のレープクーヘンは女性や子どもに大人気。赤やピンク、黄色や水色、、、いろんな色のデコレーションもかわいい。ハートにはいろんな言葉がアイシングで書かれているので、どれにしようかまよっちゃう。「Ich hab Dich sooo lieb(あなたのこと、大好き♥)」なんてラブラブなメッセージ、あげてももらっても嬉しいです。お土産にもぴったり。

ビアテントの座席とホテルの予約を忘れずに

ビアテントの座席とホテルの宿泊の手配。何はなくとも、オクトーバーフェストに行きたかったらまずはここからスタートです。この2つの大事な予約についてご案内しましょう。

その1 ビアテントの座席予約
人気のビアテント、特に上に挙げた16の特大テントは空いた席を見つけるのが一苦労です。でもそもそも、座席の予約って必要なの? いいえ。基本的には必要ありません。テントに入るのは自由です。入場チケットもありません。でも。席を見つけなくてはビールが飲めません!注文を取りにきてくれないんです。だから席は必ず確保しないと、美味しいビールを飲んで盛り上がってる人を横目で眺めているしかなく、それはつらすぎる。なので、特にお目当てのテントがある人や、込み合う時間帯や曜日に行く人は予約しておいた方が安心です。

予約は基本、各醸造所のウェブサイトなどから直接申込むというオーソドックスな方法。公式の予約専用サイトがあるわけではありません。闇サイトには十分ご注意を。早いところだと、年明けあたりから予約を開始しているテントもあるので、まだの人は急いでくださいね。
各テントには通常、予約なしで来るお客さんのための場所ももちろん用意してあります。なので、その席が空くまで気長に待つ覚悟があるなら、いつかは自分の番が回ってくるとは思います。でも、予約なしで行くなら、平日の15時頃までの早めの時間帯、週末なら午前中に行くと、比較的空いているのでお薦めです。

その2 宿泊先の予約
昔、オクトーバーフェスト期間中にミュンヘンの友達を訪ねた時のこと。(オクトーバーフェストには行かなかったけれど)なぜか市内のあちらこちらにキャンプ場のようにテントがはってあるなと思ってその友達に聞いてみたら、何とそれは「オクトーバーフェストに来た旅行者たちが寝泊まりしているのよ」と教えてくれました。宿泊代を節約したのか、そもそもホテルを見つけることができなかったのか。それは分かりませんが、とにかく期間中はミュンヘン市内はもちろん、近郊の町のホテルも満員御礼状態なのは確かです。現地に行ってから探そうという考えはとても甘いので、早めに手配しましょう。

子ども連れならOiden wiesenの遊園地へ行こう

ジョッキを片手に盛り上がる若者や大人たちのゲレンデとはまるで別世界なのが「Oide wiesen」。そうだった。オクトーバーフェストはそもそもバイエルン地方の郷土祭りだった。それを思い出させてくれます。「Oiden」の「Oid」はバイエルン地方の方言で「古いalt」という意味。ノスタルジックな雰囲気たっぷりで、「遊園地」という言葉がぴったりはまります。ここにはハイテクな乗り物はありませんが、昔から使われてきたオールディーズな観覧車やゴーカートがずらりとそろい、家族連れやカップルにとても人気です。ここだけは入場料が一人3ユーロかかるけれど(14歳までは無料)、それでも期間中はビアテントに負けず、ほんわかとした盛り上がりを見せています。

ディルンドルを着ていきたい!

オクトーバーフェストのドレスコードと言えば、女性ならディルンドル、男性は革ズボン。どちらもバイエルン地方の民族衣装として地元ではとても馴染みのある衣装です。オクトーバーフェストにかぎらず、週末や祝日などには街中で革ズボンをはいた男性を結構見かけるし、レストランの女性スタッフさんなどもディルンドルを着ていることが少なくないです。

とてもクラシックな民族衣装ではあるんだけれど、流行りはあります。そこで今年のトレンドをチェック!ずばり今年は、色ならピンクや水色などのペイルトーンがイン。刺繍などの装飾であまりごてごてしていないシックでクラシックなモデルに人気が集まりそうです。ミュンヘン市内はもちろん、バイエルン地方には、街のあちらこちらにディルンドルのお店があるので、まずはいろいろ試着してみましょう。本来、ふくよかなドイツ人女性に似合う衣装(だと思う)なので、どちらかと言えばスレンダーな日本人にはどうかな、と(個人的には)思っていたんだけど、それが意外や意外。知り合いの日本人女性がディルンドルを着た写真を見せてくれたことがあったんだけど、とっても似合ってる!可愛らしく着こなしていましたよ。

オクトーバーフェストのお土産

オクトーバーフェストで飲まれる1マースジョッキのデザインは毎年変わるので、ジョッキのコレクターも多いとか。会場のショップ等で販売しているのでお土産にはぴったりですね。それから、あまり知られていないのかもしれないけれど、オクトーバーフェストの公式マスコット「Wiesn Wastl」のグッズもお薦めです。革ズボンをはいたピンク色のかわいい犬のキャラクターでが、子どもに大人気です。

会場では盗難に気をつけて!

ステップインのお客様にも、オクトーバーフェストに行く方は毎年もちろんたくさんいらっしゃいます。せっかくこの時期にドイツにいるなら、特にビール好きじゃなくてもミュンヘンに足が向かっちゃいますよね。

でもオクトーバーフェストが終わると、ちらほらとお客様から届くのが荷物保険のご請求。「会場でハンディの盗難に遭ってしまった」「バッグごとスリに遭ってしまった」などなど、盗難に遭う方が残念ながら少なからずいらっしゃいます。
オクトーバーフェストはスリにとっては格好の場所。みんなほろ酔いで騒いでますしね。なので皆さん、スリにはくれぐれもご注意ください。手荷物はできるだけ少な目に。リュックやショルダーバッグはできるだけ体の前に下げるようにすると安全です。それでも、盗難に遭ってしまった場合は、保険金のご請求手続きを取ってください。

2018年オクトーバーフェスト

期間 2018年9月22日(土)~10月7日(日)
期間中は休みなし。

☆平日の夕方から夜にかけて、また週末は大変込み合いますので、パーティー気分で盛り上がりたい方にはもってこいですが、できればのんびり空いてる時間に行きたいという方や小さなお子様がいる場合は、平日の早い時間帯に行くことをお薦めします。

場所 Theresienwiese(ミュンヘン)
公共交通機関MVV MVG のトラムやUバーン、バスを利用して会場入りするのがベストです。期間中は臨時運行ダイヤで本数も多いです。

入場料 会場、各ビアテントへの入場は無料。(Oiden Wiesenの一部エリアのみ有料)

公式サイト
http://www.oktoberfest2018.de/

皆さん、オクトーバーフェスト、楽しんできてくださいね。 このサイトでご紹介させていただける皆さんからの「オクトーバーフェスト便り」や素敵なお写真をお待ちしています。hoken(at)stepin.deまでぜひお寄せください。

お薦めプラン一覧

旅行/短期滞在 45 ユーロ ~ / 月
ワーキングホリデー/留学 59 ユーロ ~ / 月
研究滞在/長期滞在 89 ユーロ ~ / 月

日本語対応サービス

SSL(Secure Socket Layer)を利用した暗号化通信

欧州諸国で保険適用

  • Master Card
  • Visa
  • JCB
HanseMerkur

ステップインが提供する保険は、ドイツ旅行保険大手HanseMerkur社の保険です。
保険契約期間13カ月以降は、疾病保険につきましては同社の姉妹社Advigon社が保険者となります。
保険プランならびに補償内容は同じですのでどうぞご安心下さい。